コンビニ食は、つまみ感覚で選ぶ

コンビニは文字通り、糖質制限人にとって便利な存在だが、一方で保存性を保つための加工も食材に施されているという指摘もあるので、過度の依存も避けたいところだ。あくまでも、緊急避難的な場所として考えておく方がいい。

糖質制限人にとって。コンビニが便利なのは、糖質ゼロのビール系飲料や焼酎、赤ワインなど酒類も揃い、あたりめ、焼きうるめ、干しホタルイカ、鮭とば、サラミ、生ハムロースなどのおつまみ系も充実している。

またチーズも6Pチーズやカマンベールチーズ、十勝スマートチーズ、さけるチーズなど種類も選べるようになった。ミックスーナッツの要領で、あらかじめ二、三種類購入しておくと、バラエティ豊かで、しかも良質なタンパク質が摂れる。

また卵も生卵の他に、ゆでたまご、温泉たまご、だし巻き玉子と各種揃う。これをサラダにトッピングするといい。

焼きとりも塩味ならOKだし、焼き魚もシシャモ、ポッケなど定番が揃っている。

糖質制限人は、主食のない分、汁ものにボリュームのあるものを食べるとお腹にたまる。

例えば、豆腐に厚揚げ、がんも、しらたき、卵、昆布などの入っだおでんは、練りカラシで熱々を食べるとホッとひと息つく。竹輪ぶや竹輪、ごぼう天などの練り製品は避けた方が無難である。

これらをメインの食事とすると物足りなくも思えてくるので、コンビニでの食は、あくまでつまみ感覚で選ぶとよい。糖質制限のビール系飲料を買ったついでに、夜はコンビニ糖質制限で手際良く済ませる。そんな感じでごく簡単に構えておいた方がいい。

糖質制限食がしにくい環境にある時に、コンビニに逃げ込むには理由がある。忙しくて食事を摂る時間がなく、空きっ腹でとにかく短い時間で満腹にしたい。こういう時を狙って、ご飯、麺、パスタなどの精製した炭水化物による糖質の高い食事が、忍び寄ってくる。

そして一気のドカ食いやかき込みによって、野菜、肉、魚、スープ、少量の炭水化物といった順ではなく、サンドイッチや牛井のように一緒になって大量に入ってくる。その結果、既に触れたように急激な血糖値の上昇とインスリンの大量追加分泌による放出が起り、急降下して、眠くなる。しかし、それで満腹感を覚えることなく、再び食べたくなるのである。こうしたメタボリックードミノヘの落し穴は、ゆっくりと食事を味わう暇のない。魔の一時ヽに待ち受けている。その時、冷静に対応して「定番のコンビニ食」でしのぐ。これが糖質制限を長く続けていくコツである。

仕事で忙しい昼などにも、無理に外食せずサッサとコンビニに行って手軽に自分で考えたコンビニーメニューで済ませれば簡単だ。とにかく考えず、悩まずサッサと割り切る。大幅な減量に成功し、現在もそれをキープしている人にはこうしたシームレスなコンビニ利用の糖質制限食で窮地をしのぎ、効果を上げている男も多い。

それもいつも同じパターンではなく、鯖缶の水煮やシーチキンを加えたり、サラダにミニマヨネーズやミニレモン汁を用意して、昧に自分なりの変化をつけると更に楽しくなる。

そして糖質制限も慣れてくると、ラーメン屋に入り、チャーシュー麺のチャーシュー増量、麺少なめで、サラダ類や野菜炒めを単品で頼み、これを先に食して、その後、チャーシューとスープ、そして平気で麺は残して席を立つことも可能になる。だが、誘惑の多い最初のうちは「触らぬ神にたたりなし」、危険な店には近づかず、隠密裹に糖質制限修行を続けた方がいい。最短3週間、長い人でも3ヵ月で効果は必ず出るから、それを実現した後、次の武者修行へと出るといい。

コンビニは頼るのではなく、糖質制限的にうまく割り切って、使いこなすべきだ。